マンション査定書の取得とその見方

実際の売却価格は理屈どおりにはいかない

また客観的で妥当な価格とはいっても、不動産というものは結局は他人にとってお金を払ってでも住んでみたいかどうかという、きわめて心理的な要素に左右される部分もありますので、実際の売却価格は理屈どおりにはいかないというのも事実です。
そこで通常のマンション売却の場合に利用するのが地域の不動産会社を通じて行う無料の不動産査定となります。
この場合は別の誰かが住むことを想定した売却ですので、あくまでも居住という目的に限っての立地条件や周辺環境、間取りや設備の使い勝手などの要素に絞って、時代や地域のトレンドを踏まえた上での査定となります。
そのため不動産鑑定士とはやや査定のポイントが異なりますし、査定結果のレポートにあたるマンション査定書も数ページ程度の簡素で要点をまとめたものということがほとんどです。
不動産会社に査定を依頼する場合には、別に1社ではなくても複数の会社に依頼をしても問題はありません。
不動産鑑定士の場合も同様ではあるものの、通常は1件あたり数十万円という報酬を支払わなければなりませんので、簡単に依頼をすることは難しいといえます。
また最近ではインターネットを通じて専用のフォームに住所の町名や築年数、床面積などを入力するだけで、全国にある複数の不動産会社から査定結果が届く一括査定のシステムも登場しています。
この一括査定もこれまでであれば不動産会社の店頭を訪れた上で直接査定を依頼していたものをインターネットでの依頼に置き換えただけであって、特に結果が従来と異なるわけではありませんので、便利に使いこなすことができればかなり有効な方法です。

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— 池田浩一 (@IhdPhLlWcuAUoGv) 2018年9月3日

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